一年を振り返って〜コンサートの醍醐味〜

皆さま、今年も温かい応援どうもありがとうございました。

今年は念願の12月25日にクリスマスコンサートを音楽好きの皆さんと一緒に過ごせることができて、なんて幸せ者だろうと感謝しております。

今回のクリスマスコンサートでは普段とは違い、照明も暗くしてキャンドルライトにしてみるとか新しいことにも挑戦しました。

如何でしたでしょうか?

ピアニスト小椋にはコンサートの進行、ピアノでは無理難題を要求してしまい、申し訳ないなあとは思いつつ、ついつい甘えて頼ってしまいました。なのに、“大丈夫ですよ~、もっと言ってください”といつもニコニコ。前向きで一途な姿勢にはいつも感心させられます。

今回彼のおはこのピアノソロを弾くと言うのも私が提案したことでした。申し分ないほどの出来で本番も楽しみにしていました。

そこで“メモリースリップ”いわゆる“ど忘れ”が起こった。

こう言う事は誰にでもあります。皆さんにもありますよね?

そこで彼の観客に対する応対、その後どう演奏を続けるかの判断は自慢出来るほど素晴らしかったです。

この事は小椋自身がこのブログ**でとても良く書いているので、是非是非読んで見てください。

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エゴと向き合う

ライブコンサートと言うものは人生そのものです

準備万端と言えるほど備えたコンサートでも想定外のことが起こります。

練習時間が取れなかったり、疲れている時に予想外にうまくいくコンサートもあれば、出来る事は全てやったと言うコンサートで落ち込むほど裏目にでる演奏になってしまうこともあります。

演奏歴40年の私にも色々とありました。

コンサートの途中で止まってしまい、その後10年以上人前で弾くことすら怖くなった事もありました。

その後どんな小さなコンサートでも自分から進んで弾くようにしました。

コンサートは演奏者、スタッフ、観客みんなで作るもの

一つその中から学んだのは、演奏する時は必ず観客がいて、その方達と一緒にそのコンサートを作っていけると理解した時から、コンサートが楽しいものに変化して行きました。

今回のコンサートにしても、観客が小椋を一生懸命見守ってくださる温かい気持ちがこのコンサートと私たちを救ってくれました。

演奏者が素直に気持ちを表現すると、観客の皆さんも素直に見守ってくださいます。逆に演奏者が傲慢だったり、観客を信じていないと、観客の皆様も心を開いてくださいません。

私どもは皆さまの様な観客に見守られて、本当に幸せものです。

私達は完璧ではない。ありのままの自分を受け入れる

もう一つは、私たちは完璧ではない。失敗もするけど良いところもある…と自分を素直に受け入れる事です。

そうすると、自分が大事なのではなく、音楽が大事だと言うことが見えてきます。

毎回その音楽に素直に向き合うと言う姿勢が整ってくると、予想外の演奏と言うものは遠ざかっていくような気がします。

残念ながら未だにコンサートがどのようなものになるかなどと言うものはコンサートが終了するまで分かりません。

少しでも私どもの書いたことが参考になればと思い書きました。

重ねて、

ライブコンサートと言うものは人生そのものです

失敗はつきもの。

失敗したらまた起き上がって対処すれば良い事。

周りにいるスタッフと観客と一緒にまたそこから作っていけば良いこと。

ライブコンサートは人生の縮小版みたいなところがあります。

みんな真剣。

だから感動も大きい。

失敗のないCD聞くよりずっと…いい

このような私どもを見守ってくださり本当に有り難うございます。

来年も色々仕掛けていきたいと思いますので、引き続き一緒に冒険していただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願い致します。

良いお年を!!

田中知子

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