Hong Kong Phil’s season opening concert

 

香港フィルのシーズンオープニングコンサートを9月6日、7日に終えました。

曲目は

ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番   ピアノ/ Seong-Jin Cho

 

プロコフィエフ:ロミオとジュリエットからの抜粋

指揮は音楽監督の Jaap van Zweden

と言う私にとっては聞き応え十分なプログラム。

香港では今いろんなことが起きていて大変なところもあります。例えば私の家は空港の側です。コンサート当日うちの近くの地下鉄が普通に動かないかも??と心配されてました。しかし、オープニングのコンサートは何としても弾きたい‼️ なので3時間半前には家を出て(普通は1時間30分前で十分)コンサートホールまで行きました。途中何の支障もありませんでした(ホッ)。オーケストラのメンバーの大半がきっとこの様な思いでコンサート会場まで行った事は間違いないでしょう。

メンバーはリハーサルの時からいつもより更に力が入っていました。勝手に解釈してる私ですが、色んなことが起きて経験しているからこそ

“私たちの香港フィルを大事にしたい”

と気持が高まります。

マイスタージンガーの力強さ、プロコフィエフの場面ごとのキャラクターが香港フィル独自の音で光ってた様に思います。

ラフマニノフのピアノ協奏曲2番は多くの人に愛される曲。あの曲が頭に浮かんでくるラフマニノフってどういう方だったのか?といつも弾きながら考えます。今回はオーケストラのダイナミックな演奏はピアニストに劣ってなかったと思います。

金曜日はほぼ満席、土曜日も沢山の方々が聴きに来てくださり、きっと屋外で起こってる事を忘れる様な2時間を過ごせたのではないかと確信しています。

音楽の素晴らしい所って、やはり

“音楽に国境も言葉の壁もなく、一つの作品をみなさんと一緒に共有できる所”

だと思っています。

MTTの主催するコンサートで長年お伝えしている事なのですが、“音楽のパワー”を今こそ感じる時なのではないでしょうか?

23年くらいこのオーケストラに居ますが、この2日のコンサートに参加できた事、と幸せでした。

香港フィルはこれからもっともっと魅力的に変わり得るオーケストラだと思います。これからも引き続き応援よろしくお願いします。

 

 

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