コンサートホール

concert hallこの前、HK Phil  のリハーサル中に、たまたま客席を見たら、何か飛んでいるものを発見した。

え〜っ!!と思いそこを暫く見ているとまたパタパタと飛ぶ物体を見てしまった。

もうこれは何なのか気になって仕方がない。

じーっと見ているとまたパタパタパタと会場バルコニー席上を飛行してる。

ステージからではそんな遠くの小さな物体が何なのか確認できないけれど、

どうもスズメの様な気がする。

ステージに蚊やハエがやって来て、弾いてるプレーヤーの顔めがけて攻撃してきたり、指揮者の邪魔をしたりするのはたまにあるので驚かない。

でも、え〜っ!!鳥?

おまけによく耳を傾けるとピヨピヨ鳴いている〜。

コンサート中も住んでいるのだろうか?どうやって巣を作るんだろうか?などと考えていたら

自分たちの弾く出番が回って来た。

リハ終了後、スタンドパートナーにその話をすると、あ〜、居る居る、居るよね〜と笑っていた。

コンサートホールに鳥が飛んでても普通なんだろうか?

日本でもアメリカでも、ヨーロッパでも見た事ない風景だったのに、私のスタンドパートナーはそれほど驚いていなかった。これは香港ならではの何かかなー。

HK Phil  に移籍してかなりながいけど、ちょっと新鮮な気持ちになれました。笑

 

Maestro Jaap

with Maestro Jaap
with Maestro Jaap   

HK Phil の音楽監督マエストロJaap(ヤープ)さん。私の大好きな指揮者です。

彼の集中力、状況判断の速さ、メンバーへメッセージを送る時の的確さ等等、沢山学ぶ事が有るんですよ。また、ヤープさんが指揮を振ると’’彼と一緒にいい音楽作りたい!’’という気持ちにさせられるんですねー。とても魅力的な方です。

それにヤープさんは素晴らしいヴァイオリニストなんです。だから彼が音楽監督になってから今まで以上にオーケストラでの演奏で弾きやすくなった箇所が沢山あるんです。

彼は若くしてConcertgebouw のコンサートマスターに就任しただけあり、演奏をする時に難しい箇所を熟知しておられる。なので、’’ここはピアニッシモと表記してあるけれど、実際はもっとしっかり弾いた方がいいからあまり緊張してソフトに弾かなくていいよ’’ とか、本当に有難い助言をして下さいます。(こういう助言はバイオリニストにとっては涙が出るほど有難い事なんですよー)

管楽器の音程を正す時も、音程の高低をあまり言われず、例えば’’ここは一番クラリネットより、2番クラリネットの方がもっと音を出して’’と伝え、あっという間に音程が合ってしまうという事が沢山あります。

彼のリハーサルはとてもとても緻密で物凄い集中力と体力を要求されます。

自分にもプレーヤーにもとても厳しい方です。だけどそれはプレーヤーが満足できるパフォーマンスが出来る様にという彼なりの優しさだと思います。

現在ベートーベンサイクルを1ヶ月に渡りヤープさんと一緒に公演しておりますが、はっきり言って公演の後はクタクタになります。でも、それがとても気持ちがいいんです。

皆さん、お時間が有りましたら是非是非ヤープさんと香港フィルの熱い演奏を聴きに来てくださいね!